パスポート用の証明写真の準備って面倒ですよね?
なぜかといえば、細かい規格(ルール)(参照:外務省HP)がたくさんあってそれを守らなくてはいけないから。
大人であれば、駅とかにあるブース型の証明写真機で案内に従って撮ればいいので仕事帰りにでもサクッと済ませられます。
ところが、まだわけのわからない小さい子どもとなると話は別。
じっと座っていることも難しいですし、まして狭いブースの中でレンズの方を向かせるなんてできっこないことはやらなくても分かると思います。
この記事では、私が自分の子どもの証明写真を意外と簡単に準備できたのでその方法を紹介します。
最初に結論から言ってしまうと、4ステップあって以下の通りです。
そして、これがたった230円(L版デー作成 200円 + 印刷 30円)でできてしまいます。証明写真機が1000円弱することを考えると安上がりでうれしいですね。
では、それぞれ具体的に説明していきます。
手持ちのスマホで正面を向いた顔写真を撮る
そのまんまですが、スマホで証明写真を準備したい子どもの顔写真を撮ります。
守らなくてはいけないことと、できれば守りたいことがあります。
まずは守らなくてはいけないことです。これは規格で定められているので必ず守る必要があります。
お気に入りのおもちゃなどを使って上手く目線を向けてもらえるようにしましょう。
続いて、できれば守りたいことです。守らなくても次のステップで処理します。
逆に言うと守って撮れれば次のステップを省けます。
※規格には「 淡い色による無地(均一)としてください。グラデーション(濃淡)の入った色や、絵柄や物が映り込んだ写真は使用できません 」と記載されています。家の中の白い壁などを背にして撮れればそれで十分です。
写真が準備できたら次へ行きます。
背景を削除する(スマホのアプリ)
前のステップで撮った写真を無背景にします。上手く無背景の状態で撮れているなら次のステッップへ。
撮影に使ったスマホ上でそのまま処理します。PCで難しい操作をする必要はありません。
App Store で「背景削除」等で検索すればいくつかヒットしますので、使いやすそうなものを選んでもらえればいいですが、私は「背景透明化」というアプリを使ってみてものすごく簡単だったのでリンクを貼っておきます。(無料です。)
「背景透明化(App Store)」「背景透明化(Google Play)」
何が簡単だったかというと、このアプリは背景を削除したい対象の写真を読み込んだ時点で自動で背景を削除してくれるのですが、ある程度気を使った状態で撮ってあるとその時点で人物だけが上手く残った状態になるので本当に何も操作に困らなかったことです。
さて、以上で写真自体の準備が完了しました。
次からはプリントのための準備に入ります。
サイズを整え、コンビニプリントの設定をする(ブラウザ上のアプリ)
準備した写真を規格に沿った大きさで印刷する必要があります。
ところが、画像を所定のサイズに変更できるアプリはあるものの、それを意図通りのサイズで印刷できなくては意味がないのが難しいところ。
ここで紹介するは、画像をL版(いわゆる普通の写真サイズ)サイズに整えつつ、ついでにコンビニでプリントできる状態まで一気にできるサイト(サービス)で FreeDPE というものです。
ここで利用料として 200円がかかります。Amazon Pay またはクレジットカードでの決済になります。
機能利用料なので複数人のデータ作成をしても金額は変わりません。ただし、1週間と期間が限定される点は注意しましょう。(1週間以上たってからやり直しという場合はあまりないと思いますが)
ブラウザ上(Safari とか Chrome とか)での作業となるため誤って戻ってしまったりという使いづらさはあるものの、提供されているサービスとしては十分です。
このサービスを使って、上で準備した無背景画像の画像から印刷用のL版サイズ画像に編集をします。
詳細はHPより確認ください。
上のようなデータが完成すると、ユーザー番号(プリントに使うための番号)が付与されるのでそれをスクリーンショットかメモで控えれば準備完了です。
コンビニプリントと聞くと、それはそれで何か登録が必要なのか?と思いましたがそうではないのがありがたかったです。
コンビニでプリントする
あとはコンビニ(ローソンまたはファミリーマート)へ行ってプリントをするだけです。
端末の操作方法は上記のユーザー番号を取得した画面で一緒に案内されますので迷うことはありません。
ここで、プリント代が1枚あたり30円かかります。現金が必要です。
以上で完了です。お疲れ様でした。
おわりに
この記事では、子どものパスポート用写真の簡単で安く済む方法を紹介しました。
「子どもの」と書きましたが、もちろん大人用にも使えます。自分の写真は先に準備してしまっていたので今回は使っていませんが、次からはこの方法で十分だなと思っています。
最後にもう一度まとめておきます。
おわり
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