アメリカ赴任に向けていざクレジットカードを作ろうと思ったけど、実際になんのカードを選んだらいいか分からない!という方は多い方思います。
この記事では、アメリカ駐在員(駐妻、駐夫含む。以下駐在員で代表)が赴任前後で作れるカードとおすすめのカードを紹介します。
駐在員が最初に作れるカード
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)およびクレジットスコアをまだ持たない駐在員が作成できる主なクレジットカードはANA USAカード、JAL USAカード、Premioカードの3種類です。
いずれも赴任前に日本で申請し、アメリカの住所(ホテルで可)で受け取る形になります。アメリカに赴任後でも申し込めます。逆に言うと、アメリカの住所(ホテルでも可)を連絡しないと審査が完了していても物理的なカードの作成が始まりません。
還元率はどれも変わりませんので、特徴としてはANA USAがVISAブランドであること、JAL USAは安い年会費で維持できること、Premioは一定額以上使用すれば年会費が実質かからず維持できることになります。
カードの選び方
このように特徴がある3つのカードですがおすすめはずばりPremioです。
ケース別に理由を説明します。
これ以降クレジットカードを作成しない予定の場合
20,000ドル以上支払い時の50ドルキャッシュバックで年会費50ドルは実質無料になりますし、外貨手数料もかからないので一時帰国時にもそのまま使用できるため、とにかくこれ一枚で済ましたいというニーズに合います。
Mastercardですので、Costco(VISAのみ使える)で使えませんが、そこは日本のカードでの支払いでもいいのではないかと思います。為替手数料がかかりますが、VISAであるANA USAとの年会費分が埋まるほどは買い物しないでしょうから。
アメリカのクレジットカードの特典をエンジョイしたい場合
一方せっかくアメリカのクレジットカードがお得というならば可能な限り活用しない手はない!と考える方にも同じくPremioがおすすめです。
追加でクレジットカードを作成していくことを考えると、このカードで得られるマイルがJALかANAかということにこだわる必要がなく、さらにマイル額も低いのでつかいどころに困るよりキャッシュバックで確実に利を得た方がいいです。
また、メインに使用するカードではなくなるもののクレジットヒストリーのためには最低2年程度の維持が望ましいので年会費が安いほうがいいです。(クレジットスコアの1要素としてクレジットカードの所有歴があり最初の1枚はある程度の期間保持が必要になります。)
こちらに簡単なシミュレーション結果を載せます。
JALカードの還元の (50)は初回国際線利用でもらえるマイルです。赴任の便がJALの場合はJAL USAのベーシックでもいいかもしれませんが、必ずしもJALとは限りませんので()付で示します。
まとめ
この記事では、アメリカ駐在員が赴任前後で作れるクレジットカードとその中のおすすめを紹介しました。
不安が伴う海外赴任の困りごとが1つでも解消し、生活が潤うアメリカでのクレジットライフの一助となれば幸いです。
おわり
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